音楽理論といえば、コード、スケール、、、などをまずは思い浮かべ、最初に学んでみよう、、、と思われる方も多いと思います。
が、その前に、、、
そもそも音名や楽譜の読み方を皆さんご存知でしょうか?
音名や楽譜が読めなければ、コードもスケールも覚えるのはとても大変です。
そこで今回は音楽理論の基本中の基本、学ぶ前にまず学ぼう!音名と楽譜の読み方を解説します。
今回のポイント
・楽譜の読み方を知ろう
・音名の読み方を知ろう
音楽を演奏するために、または作曲するために、音符や休符を書き込んだものを楽譜と呼びます。
音符とは、どの高さの音をどのくらいの長さ(時間)で発音するのかの記号、休符とはどのくらいの長さ(時間)音を出さない(無音)でいるかを示す記号です。
楽譜の中でも、もっとも使用されているのが、5つの線の上に音符や休符を書き込む五線譜です。
五線譜は、名前から分かる通り、5本の線でできています。
皆さん五線譜は見たことがあると思いますが、この線や間のことをなんと呼ぶか知っていますか?
下から、第一、二、三、四、五線と呼びます。
迷わない様に記すと
第五線
第四線
第三線
第ニ線
第一線
です。
線と線との間のことを何と呼ぶでしょうか?
線と線との間のことは間と呼びます。
「あいだ」ではなく「かん」と呼びます。
こちらも下から第一、ニ、三、四なので上からだと
第四間
第三間
第ニ間
第一間
となります。
もっと高い音、低い音はどう表すのでしょうか?
五線譜の上と下に追加される線を加線と呼びます。
上の加線の第一線は、
上(かみ)第一線、
間は上(かみ)第一間。
下の加線の第一線は、
下(しも)第一線、
間は下(しも)第一間。
この後、線は増えるごとに数字も増えていきます。
音名といえば、日本ではドレミファソラシドが1番有名でしょうか?
五線譜など、楽譜に、音符を書くことを記譜と呼びます。
楽譜を書くためのいろいろな方法を記譜法と呼び、五線譜はその代表的なものとなります。
音名は、色々な国の言語で、異なる呼び方をされています。
ドレミファソラシは、イタリア語で、実は日本語ではハニホヘトイロです。
作曲をしていく、音楽理論を学ぶためには英語読みのCDEFGABで呼ぶようにすることを「強く強く」お勧めします。
ちなみにドイツ語の読み方は
でした。
いかがでしょうか?
楽譜の読み方と言っても、第何線、第何間、の読み方は特に知らなくても大丈夫ですが、
・楽譜(五線譜)には5つの線、4つの間があること
・五線譜より高い音、低い音は追加の線(加線)で表すこと
・音名はCDEFGABで呼ぶ様にしましょう
が作曲や音楽理論と学ぶ上で、まずはポイントです。
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