1920〜2020年代まで100年間の音楽データから最新トレンドを解説

最適な音楽配信をアドバイスする、MUDEAの音楽トレンド分析サービスとは?

MUDEAでは、これから音楽配信デビューを目指す生徒様に向けた音楽トレンド分析サービスを提供しています。

音楽AIを学べる日本初、唯一の音楽AI専門スクール
“MUDEA ai”
https://canplay-music.com/
での音楽データサイエンス科の講義のために6年間収集された1920年〜現在までの20万曲を超える音楽データを活用し、現代の音楽トレンド、各音楽ジャンルの特徴、を分析、視覚化。
生徒様がどんな音楽を、各ジャンルに合わせて配信すべきか?をアドバイスすると共に、実際に配信された楽曲も、個別に分析し音楽活動に活かしてもらえる独自のサービスです。
今回、この音楽トレンド分析サービスの概要説明として、1921年~現在までの音楽トレンドの推移を、一部紹介させていただきます。

音楽トレンド分析データについて

細かい数値がたくさん記載されたcsv(excelの様な表データ)ファイル。
これは2022年の音楽配信で再生された、1921年〜2022年まで各年の人気曲上位100曲から、10項目以上の特徴を抽出し数値化したものです。
それぞれ
・アコースティック度(どのくらい生楽器の音か?低ければデジタル音率が高い)
・ダンス曲度(どのくらい踊れる曲か?)
・楽曲の長さ
・エネルギッシュ度
・楽器パートの量(低ければ歌や声が多い)
・ライブ盤の割合
・音圧
・スピーチ割合
・テンポ
・明るさ
・人気度
などの特徴が抽出されています。
これらの数値を使って様々な分析を行うことができ、MUDEAではこの分析結果を生徒様の配信曲や音楽活動に活用できる様にしています。
概要紹介として、これらの特徴からいくつかを取り上げグラフにして視覚化し、現在の音楽トレンドの解説をしていきます。

そもそも現在、どの年の音楽が聴かれているのか?

これは人気度でわかります。
多少のばらつきがあるとは言え、予想通りというか、当然というか、(あるいは予想外か?)より最新の楽曲が聴かれているという結果です。
注目すべきは
・1950年代後半の音楽から再生回数が大きく増える
・2010年代中期の音楽から再生回数が大きく上昇
あたりでしょうか。
1950年代後期から現代的な楽曲としての形式が完成してきたこと、2010年代後半から音楽配信が一般化したことで、それに合わせた音楽をリリースするアーティストが増えたこと(あるいはそのアーティストの世代と同世代のリスナーが増えたこと)。
などが考えれれます。

アコースティック度が減り続け、電気、電子化した現代の音楽

音楽には音響としては3つの大きな世代と言えるものがあり、
・アコースティック(生楽器:ピアノやストリング、管楽器など)
・エレクトリック(電気:アンプを通した音です。エレキギターやエレクトリックピアノなど)
・エレクトロニック(電子:デジタル音です。シンセサイザーの音など)
現代の音楽はアコースティック度(生楽器の割合)が減り続けています。
グラフにしてみるとわかる通り、1950年代〜1980年にかけ、一気にアコースティック度が減ったのは、エレキギターなどが急激に普及し、ロックやロックの要素をアレンジに取り入れた音楽が音楽市場を席巻していった変遷がよく現れていると言えそうです。
そして1980年からのデジタル時代以降には、実はそれほど大きな変化は見られていませんでした。
しかし2010年代後半から急激なアコースティック度の減少傾向が見られます。
これはストリーミングに最適化された、デジタル音楽の急増を意味しているのではないか?と予測しています。

 

ダンス曲は増え続けている

これも想像はできる結果ではありますが、グラフにしてみると、2010年代になってからのダンス曲の割合の増加はかなり顕著です。ダンス曲度合いは、いわゆる踊れる曲、というだけではなく、周期性(繰り返し)がその楽曲にあるか、によって判断される指標のため、現代の曲は黒返し=つまりループ曲が増え続けているのだとも考えられます。
先のデジタル化急増との関連もありそうです。
一方、1930年代頃の異常なダンス曲度合いの高さは、、、理由については楽曲を個別に検証する必要がありすですが興味深くはあります。

音楽は年々短かくなっている。2010年代以降の楽曲の長さの急激な減少

ご確認いただける通り、2010年代、つまり音楽配信の時代になり、音楽は急激に短くなっています。
数値はミリセカンド(1000分の1秒)のため180,000が180秒=3分です。
80年代〜90年代のCD時代に4分以上あった曲の長さは、短かったダウンロード時代を経て、3分強までに短くなっており、この傾向はまだ続くと予測しております。
一方(ばらつきがあるとは言え、、、)1920年代〜1960年代初期までは3分前後だったことを思えば、その時代に戻った、とも言えます。
この1920年代〜1960年代はラジオの時代です。
急激に音楽の長さが増えた1960〜1990年代はアナログ盤~CDの時代です。
音楽配信はメディアとしてはラジオに近い、と考えることもこのデータからも言うことができるのでしょう

 

その他の特徴についての解説は、4月22日にリアルイベントで

今回の解説は4/15にMUDEAオンラインイベントとして開催したものです。
今週4月22日土曜日(執筆日は4月18日)に14:00〜東京有楽町線麹町駅のMUDEA教室でリアルイベントとして再度開催されます。
そのイベントにてその他の特徴についても合わせ、より詳細な解説を行いますのでご都合合えば是非ご参加ください。

会場
102-0084
東京都千代田区二番町5-2
麹町駅プラザ901

開催日時
4/22(土) 14:00~15:30
(13:45より入室可能です)

定員
7名

料金
無料

ご希望の方は本ページ下部のフォーム、またはリンク先ページのフォームよりお申込みください。
https://mudea.net/setsumeikai/

MUDEAの音楽配信分析サポートについて

これまで解説してきた内容は、MUDEAの音楽分析のごく一部です。
合計20万曲を超える音楽データを駆使し音楽配信デビューしたい方へ様々なサポートを行うことができます。

例えば上図は音楽ジャンルごとの特徴分
音楽配信のジャンルって3000近くもあるのご存知でしたか?
これらの各ジャンルごとに人気度や特徴をデータ抽出してあります。
MUDEAで音楽配信したい方の配信ジャンルに合わせ個別に最適な楽曲制作と配信プランにサポートが行えます。

例えばヒートマップと呼ばれるこの表
これは音楽特徴の何が、ヒット曲と関連があり、どんな組み合わせが重要なのか?などを色の濃さで表すことができる表です。
MUDEAでは各受講生様の配信曲やジャンルに合わせ個別に作成、分析、サポートを行うことが可能です。

ボカロ曲でデビューしたい方の場合の比較分析一例が上図。
ヒットしているボカロ曲と比べてこんな差がある、、、など。
上記は1項目ですが、実際は十数項目の分析サポートが可能です。

音楽トレンド分析にご興味を持たれた方は、4月22日イベントにご参加を

あらためてですが、今回の様な分析内容にご興味を持たれた方は、より詳細な内容を今週4月22日土曜日14:00〜東京有楽町線麹町駅のMUDEA教室でリアルイベントで解説します。
本ページ下部のフォームまたはリンク先ページのフォームよりお申込みください。

https://mudea.net/setsumeikai/

MUDEA(ミューデア)とは?

何歳からでも、世界中どこにいても、自宅で、自作曲で音楽デビューの夢を実現できる、新時代の音楽レーベル型音楽スクール(または音楽スクール型音楽レーベル)です。
PROミュージシャンによる最先端のカリキュラム&音楽活動サポートと、24時間、世界中どこからでも受講できる高度なオンライン受講システム、音楽配信&販売レーベル機能によって自宅にいながら、ハイレベルな自作曲での音楽デビューの夢を実現できます。

https://mudea.net/

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(申込多数の場合は抽選となります。)



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