2023年度MUDEA最優秀生徒 中村かよこ様インタビュー
2023年度のMUDEA最優秀生徒に選抜された中村かよこ様のインタビュー記事です。
MUDEA
自己紹介をお願いします。
中村様
アーティストです。
ドキュメンタリー映画やアートビデオなどを制作しています。
音楽は、クラシック音楽(ピアノ演奏と作曲専攻)をNYの大学院で勉強しました。
受賞理由
MUDEA
中村さんはJazz作曲とVocaloidを受講されていますが、どちらの提出曲も非常にレベルが高かったです。
どちらの講義も皆さん苦労されることがあるのですが、中村さんは大変高いレベルでクリアされていました。
ご自身ではどう感じていましたか?
中村様
どちらもわかりやすい講義なので、楽しく受講しています。
Vocaloidは私にとっては未知の音楽分野です。
ジャズは聴くのは好きですが、ジャズ音楽理論は全く知らなかったので、講義ビデオを視聴し、配布資料を読みながらじっくり課題に取り組みました。
同時に受講することで相乗効果があった様に思います。
MUDEA
MUDEAに入学した理由・目的はなんですか?
中村様
Vocaloidで作曲してみたいと思ったので入学しました。
ジャズはどのような理論を基にして作曲されているのか興味があったので受講することにしました。
MUDEA
MUDEAの講義レベルはどう感じましたか?
中村様
やさしい回もあるので、全体的に見るとバランスは良いと思います。
MUDEA
まだ受講期間は半分以上残っていますが、これまでのところ、ご自身の目的の達成や、レベルの向上は感じられているでしょうか?
中村様
Vocaloidソフトの使い方など学ぶことができたので、目的の一つは達成できました。
さらにレベルアップしたいです。
Vocaloidは、作詞作曲、編曲、オーケストレーション、歌唱指導(笑)、DTMを全てワンオペでこなすので大変ですが、クォリティの高い作品を作ることが目標です。
ジャズはこれからアドリブなど学ぶので、頑張って取り組みます。
MUDEA
特に参考になった講義内容はありますでしょうか?
中村様
Vocaloidの講義で、VoiSona、Synthesizer V、Vocaloidそれぞれのソフトを使って曲を作ったので、特徴や違いがわかって面白かったです。
Synthesizer Vの講義は、当初の講座配信予定よりスケジュールを前倒しで配信して頂いたので、早目にソフトに慣れる事ができました。
VoiSonaの講義では2声で作曲する方法なども学び、独学ではおそらく知ることのないソフトの使い方などを習得できました。
課題の楽曲や歌詞の分析などを通して、今まで聞いたことのないVocaloidの世界を知り、日本独自?のガラパゴス的発展に驚くばかりです。
様々な言語使用によるVocaloidも加速度を増しているようなので、今後どのようにVocaloidが世界を席巻するのか目が離せません。
そういった意味でも、特別講義で拝聴した音楽ビジネスやグローバル配信などの講義は大変面白かったです。
MUDEA
学習を進める上で特に助けになったサポートなどはなんだったでしょうか?
中村様
DTMの打ち込みや、わからないところなど、その都度アドバイスを頂き助かっています。
曲を仕上げるためのちょっとしたコツやヒントを教えてもらえるのがいいです。
また、丁寧なフィードバックを頂けるのも励みになります。
MUDEA
他の受講生様、またこれからMUDEAを受講される方へのメッセージがあればお願いします。
中村様
音楽環境がどんどん変わって進化していく中で、MUDEAは常にアップデートした情報を元に講義をされているので、興味のある方はどうぞ!
中村様ありがとうございました。
音楽的な能力、素養が、少しレベルが違うな、この方は高いな、、、そう感じさせられることが多かったのですが、やはり音大で勉強されたんですね!
それもNYの大学院ですか。
すごいです!
MUDEAは、全生徒様の、3割くらいが音大卒、在学中という方が多い、特殊な音楽学校だと思います。
(これから音大受験を目指す生徒様もいらっしゃいます)
そんな中でも中村様の能力、素養は目を見張るものがありました。
卒業制作の音楽作品も楽しみにしております!